どうも、大学生投資家のそらぞらです。
「株式投資をしたいけど、何で勉強すればいいかな?」と考えている方には、株式投資の関連資格の取得することがオススメです。ネットや投資本は断片的な知識が多いですが、資格勉強では体系的な知識を身につけることができます。試験合格という具体的に目標もあるため勉強をしやすいです。
そこで今回は、株式投資に役立つ資格をまとめてみました。資格を取得して損はないですし一度挑戦してみましょう!
証券外務員
証券外務員とは、金融商品を取り扱う人が取得しなければならない資格です。証券マンであれば全員が持っている資格なので、販売者側の資格とも言えます。
金融商品に関する法律や規則、金融の基礎知識、財務分析などについて学びます。特に金融の基礎知識については参考書でかなり体系的に学ぶことができるので株式投資の知識を身につけるのに最適です。
証券外務員には一種と二種の2種類があります。二種の内容にデリバティブ取引についての内容が追加されたのが一種です。証券外務員一種と二種の合格率の差はあまりないので、少し頑張って証券外務員一種を目指してみてはどうでしょうか?
FP2級(ファイナンシャルプランナー2級
FPは他の金融系資格の内容をいいとこどりしたような資格で、資金計画やライフプランニングなどお金に関するの知識を網羅的に学ぶことができます。ちなみに国家資格です。
Youtubeの「お金の学校」でも投資をする人におすすめの資格と紹介されていましたよ。
日商簿記検定2級
簿記とは、企業の活動によって生まれた利益や財産の情報を帳簿にまとめる技術のことです。この簿記の知識は、投資先企業の財務状況などを分析するときに必要になる知識です。
日商簿記検定は3級〜1級がありますが、3級は個人事業主が用いる「商業簿記」のみが範囲で全業種が用いる「工業簿記」は範囲外で、1級は難易度が高すぎる(合格率10%以下)のでのでおすすめできません。日商簿記検定2級は、「商業簿記」と「工業簿記」の両方が出題範囲ですのでおすすめです。
ただし、日商簿記検定2級では、連結財務諸表についてや企業分析に必要な指数等は出題されないため、別途で勉強する必要があります。
とは言え、日商簿記検定2級は取得していれば簡単な財務諸表は読めるようになるので取得しておく価値はあります。高校生や大学生の場合、就職の際に優遇されるのでおすすめです。
Kabu検(SBI証券)
Kabu検とは、SBI証券が実施している株式投資の知識に関する検定試験です。履歴書に書けるような資格ではありませんが、今回紹介している資格の中で最も株式投資について体系的に学ぶことができる資格です。株式投資にのみフォーカスして勉強したい方にはこの検定が一番オススメです。
Kabu検は、初級・中級・上級の3つの難易度に分かれています。各難易度別の出題範囲をまとめてみました。
出題範囲 | |
Kabu検・初級 | 1.株式投資とは/2.はじめての株式投資実践/3.株式投資の心構え/4.会社四季報・新聞の株式欄の見方/5.株式投資に必要な情報収集法/6.株式相場の変動要因 |
Kabu検・中級 | 1.株式の投資スタイル/2.株式の投資戦略/3.ファンダメンタルズ分析/4.株式相場の歩みから学ぶ市場の動向/5.テクニカル分析(1)テクニカル分析とは/6.テクニカル分析(2)トレンド分析・オシレータ―分析/7.テクニカル分析(3)株価分析 その他の手法/8.デリバティブの基礎知識 |
Kabu検・上級 | 1.オプション取引/2.先物取引/3.信用取引/4.カバードワラント/5.外国株取引/6.ポートフォリオの理論と管理/7.財務分析/8.証券分析/9.経済指標分析 |
TOEIC
TOEICとは、英語によるコミュニケーションやビジネス能力を測定する国際的な資格です。TOEICが株式投資に役立つ理由がよくわからない方も多いと思いますが、TOEICの資格勉強で身につけることができる英語能力は株式投資に役立ちます。例えば、米国企業の情報収集をするとき、日本語しかわからなければ日本語に訳されている限られた二次情報しか手に入れられないのに対して、英語がわかればアメリカ現地の一次情報に触れることができるので優位の立場に立つことができます。
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