【日本でも使える?】アメリカの人気投資アプリ「ロビンフッド」とは

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どうも大学生投資家のそらぞらです。

近頃、ロビンフッドという言葉を耳にすることが多くなったように思います。「ロビンフッドってあの伝説の英雄?」と思ったぐらい何のことか全く分からなかったので、ロビンフッドについて調べてみました。

ロビンフッドとは

ロビンフッドとは、2013年に設立された新興インターネット証券の名称であり、同企業の投資アプリの名称。ロビンフッドは「収入に関わらず誰でもつけえる金融サービス」を目指し誕生したフィンテック界きってのユニコーン企業。

【ロビンフッドの特徴と人気の理由】

  • 売買手数料無料
  • 最低預入残高撤廃
  • 単元未満株の購入が可能
  • シンプルで親しみやすいアプリデザイン

【ロビンフッドが注目された理由】

  • 2020年1月〜3月(コロナ禍)に約300万の新規口座開設
  • ロビンフッドのユーザーの勢いが株式市場に影響を与えた
  • ロビンフッドの利用者が自殺

 

松井証券MATSUI FX

 

ロビンフッド族

ロビンフッド族とは、ロビンフッドを利用している投資家のこと。ロビンフッドは売買手数料が無料なことやそのシンプルさで若者世代を中心に人気を博したたので、株投資初心者が非常に多いそうです。

コロナの影響で外に出れないギャンブラーやスポーツ賭博ファンなどが、自宅でロビンフッドでの取引をし始めたことがロビンフッド族が注目されました。

コロナの感染拡大により、アメリカの株式市場は暴落しましたが、3月末から急激に回復してコロナ前の水準近くまで戻りました。この急回復にはロビンフッド族が影響しているとも言われています。

ロビンフッド族がマーケットに新旋風を巻き起こすとが期待されているものの、ロビンフッド族は投機的な取引が多いという特徴があるので一口に良いいこととは言えないようです。
破産したHertz株がなぜか値上がりしたことにもロビンフッド族が関係しているようです。

ロビンフッドで自殺者が

アメリカシカゴ在住のアレクサンダーさん(当時20歳学生)は、利用していたロビンフッドの残高がマイナス73万ドル(約7800万円)になった後に自殺を図りました。巨額の損失を出してしまったことを悲観して自殺したとされています。

しかし、実際は73万ドルの損失は出ておらず、契約が実行されるまでの一時的なものであり、本来の損失額ではなかったそうです。

アレクサンダーさんの死後に彼のロビンフッドアプリを開いてみると損益はプラス……

この自殺騒動を受けて、誤解を避けるための対策を講じなかったロビンフッドに批判が集まりました。しかし、この批判によってロビンフッドの名が知れ渡ったのも事実です。

ロビンフッドは日本でも使えるのか?

残念ながら使えないようです。
ロビンフッドは日本に進出していないので、この画像はグーグルプレイストアですがappストアでも同様の結果だと思います。

アメリカ以外の国に進出し始めているので何年かすれば日本でも使えるようになるかもしれません。

ただ使えないと言って終わるのも寂しいのでロビンフッドに似た投資アプリを少し紹介しておきます。

ネオモバ

出典:ネオモバHP

ネオモバは、日本で初めてTポイントを使って株が買える証券会社です。「投資を始めたいけどお金がないな…」と思っている人でも、貯まっているTポイントで投資をすることができます(1ポイント=1円)。仮に損失が出てしまっても現金が減るわけではないので初心者の方でも始めやすいと思います。

ロビンフッドの特徴として、単元未満で株を買えることを挙げましたがネオモバでも単元未満で株を買うことができます。一株単位で購入できるので株価が安い企業であれば数百円で購入できます。

月間の約定代金合計額が50万円以下だと月額200円の利用料がかかりますが、利用料分がTポイントとして還元されるので実質無料で取引できます。

LINE証券

LINE証券は、あのLINEアプリから手軽に投資できる証券会社です。LINE証券はロビンフッドのように非常にシンプルで使いやすいデザインで、一株単位での購入も可能です。LINE証券は株式の手数料こそ無料ではないですが、投資信託の売買手数料は全て無料です。投資初心者の場合、個別株を買うよりも株がパックになった投資信託の方が始めやすいので大きなメリットだと思います。

口座開設も全てスマホで完結し、数分で完了するので今すぐ始めることができます。

まとめ

ロビンフッドは、手数料無料や使いやすいデザインを売りにして新しい層の顧客獲得に成功。

ロビンフッドのような手数料無料の証券会社はアメリカで台頭し始めてきていています。日本でも手数料無料化の動きが加速しているので、今後は日本でも手数料無料の証券会社が増えてくると思われます。

新興証券会社が次々と出てくる現在においては、僕たちユーザー側は証券会社を見直すことが求められているのかもしれません。

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